ホームページを自分で作成したい、と思われる方もいるでしょう。大変なことですが基礎から学習していけば誰でもウェブサイトを構築することは出来ます。学習時間は1000時間程度を見込んでください。例として「新卒のサラリーマン」を頭に描いてください。

入社して半年ぐらいすればとりあえずの仕事はこなせるようになりますね。この時間が1000時間程度です。一日に8時間の勤務、それが半年で120日程度ですから8×120で960時間、約1000時間ですね。でも気づきましたよね、半年程度の勤務では一人前には成れません。常に学習が必要です。

学習方法は専門書を購入するのが一番です。ネット上には多くの記事が存在していますが、それはすべて「運営中のサイトに対するアクセスを増やす為に書いた記事」であり「あなたがホームページを作成する為の記事ではない」という事を認識された方がよいです。

もっとわかりやすく言えば「解らない事が分らない人」に対する記事ではなく「分っている人」に対する記事です。分っている人が「こんな時はどうすれば良い」と思ったときに検索して「あーなるほど」とその記事の内容を理解することが出来るレベルです。

何も知らない人がネット上の記事だけでホームページを構築したいと思っても一時間もすれば頭が痛くなり嫌になるでしょう。その結果として「ホームページの構築は難しい」に結びつきます。そして更なる問題が一番厄介かも知れません。

せっかく1000時間も学習したのにその知識を発揮できる機会はたったの一回です。自社の為にホームページを開設しますよね、開設したら二つ目のホームページは不要(一般論として)ですので二度とその知識を活用することはない。

さらに言えば、ネットの変化に遅れないように常に学習をしておく必要が有ります。その間、本業が疎かになります。なのに上司や経営者は簡単に言います「ホームページを作ってみろ。儲かるらしいから」あなたも同じことを言われたらこのページに書かれている内容を説明することをお勧めします。

ウェブ作成は業者に頼むのが一番です

と言うわけで当サイトでも記述しますが、ウェブ作成は業者に頼むのが一番です。それでも…と思われる方に説明いたしますが、細かく書いても私にはメリットがないので以下の文章は概要となります。さてホームページを開設する際、最初に決める事は「作成方法」です。

作り方もいろいろあるので、ご自分のホームページでやりたい事と、かけられる時間などで、決定されるのがよいと思います。作り方の方法と、メリットとデメリットをみていきましょう。

1.無料のホームページ作成サービスをつかって作る

メリット:用意されたテンプレートに合わせて自分の作成した原稿を貼り付けていくだけなので誰でも簡単にホームページ作成が可能になります。

デメリット:無料での提供だと他の企業の広告が入ってしまうので、有料のコースを選ぶ必要がある(その代わりサーバーの金額がかからないので、サーバー代と考えたらいいかなと思います。)

デザインの自由度もなく、こんな機能がつけたいと思っても追加で機能をつけることは出来ない。

有名どころがWIXJINDOといったサービスになります。ひとまず開設という場合は、有料コースでもそんなにびっくりする金額ではないので、ドメインだけは準備するにしてもサーバーとの契約なども必要なく一番手軽に試してみることができます。

手軽なだけに自由度が低く、かゆいところに手が届かない感がかなり強いのと、ウェブサービスであるため「サービスの終了」のときには何も手元に残らないという残念なところがあります。無料という言葉には無力がありますが現実的はリスクの方が大きいことをお忘れなく。

2.CMSツール(ホームページの作成・管理ツール)を利用する

メリット:無料で使えるCMSツールの代表的なものはワードプレスで、ブログを書くみたいにホームページの作成が出来ます。ウェブの上で作成や修正をしたものが、自分の管理内のサーバーに記録されているので、サーバーの引越しなども可能です。

テンプレートの数もたくさんあり、つけたい機能もプラグインという機能でいろいろ選べるので自分に合った細かいカスタマイズも出来て幅の広いサイト作成が出来上がります。

デメリット:まずサーバーを選ぶところから、ワードプレスが設置できるかどうか調べる必要もあり、設置・使い方に関しても多少の知識が必要。また外部からのハッキング等から守るために定期的なアップデートも必要です。

1の無料ホームページサービスと比べると、多少の知識が必要となってきますが、ワードプレスに関してはネットで調べると有名どころなだけに丁寧な解説なども多いので、調べながらやっていけば、かなり幅広い要件に合わせられる自由度の高いホームページ作成は可能です。

あまりに細かいカスタマイズはやはりホームページのソースコードの知識に加え、PHPというプログラムの言語の知識も必要になります。

3.ホームページ作成ソフトを使う

有名なところはホームページビルダーかなと思いますが、いろいろな作成ソフトが出されています。

メリット:作成ソフト内にある程度のテンプレートが入っていて、こちらもマウスで直観的に操作が可能だったり、原稿をワードに打つみたいにホームページ内に作成できて、比較的簡単にホームページ作成が可能。1のホームページ作成サービスと違い作ったホームページは自分のパソコンに保存されているので、サーバーの引越しなども簡単。

デメリット:有料のソフトは高機能だがソフトを買う経費が必要。作成ソフトを使いこなすのはやはり勉強が必要です。多少はソースコードの知識があったほうが、より上手くソフトを活用できる可能性が高くなるでしょう。

4.自分で勉強してソースコードを書いて作る

メリット:完全に自由度の高い、自社や自分の案件に合わせたサイト作成が可能。

デメリット:最近のホームページはパソコンで見れるだけでなくスマホやタブレットでも最適化が必要など、技術として望まれるものが多く、サイト制作に関する言語の勉強の他、javascript等のプログラミングの最低限でも言語知識も必要で、勉強に時間がかかってしまう。

将来ホームページの作成で頑張っていこうと思っている人材がいない限りはちょっと現実味のない方法なのかなとも思います。もし出来るのであれば、ホームページの作成会社に頼む必要も全くなく、完全な方法であるとは思います。

もっとも、あなたが本気でホームページを作成し、あなたが持っている財布を札束で膨らませたいと願っているならホームページを上手に活用すべきです。ですが問題は山積みで、これらを解決する必要が有ります。

1、あなたが得意とする分野がネットで通用するのか、分からない。

2、誰に頼めばよいのか、分からない。企業もあれば個人クリエイターもいるし 

3、ホームページを作成する際の適正なる費用(値段)が分らない。

4、ウェブに関わることで生じるメリット・デメリットが分らない。

5、集見込み客は集まる? どんな方法が有るの、有効な集客方法は何?

6、さらに言えば「分らない事が解らない」状態ではないですか?