広島の紹介(個人的な、お勧めスポット


 広島は中国地方の拠点として古くから栄えた街ですが、一番知名度が高いと言えば世界史上で初めて原子爆弾の犠牲になった街として有名です。原子爆弾により戦争が終わったとか、落とした国が悪いとか、と言った無限軌道的な論理を述べる気は全くありませんが、戦争には反対と言う気持ちはあります。

 上記の様な理由があり、国際平和都市としての注目度が高いようです。ですが元々、戦国時代に毛利輝元が広島市の中心部に城を建造した時点から歴史が始まります。江戸時代には42万石の城下町として繁栄し、その後戦前に軍隊の拠点が集まる軍都に変貌、さらに広島大本営が置かれていた時期もありました。

 広島県民でも知らない人が多いようですが、第7回目の国会が開かれた都市です。と言うのも広島より西には鉄道網が伸びていなかったんですよ。だから広島の宇品港からアジアなど諸国へ出撃する海軍の軍人さんが多く歩き回った街とも言えます。

 この地方都市広島に私が住み着いたのはまだ物心もついていない2歳と5か月らしいです。年代は昭和40年ですから、ずいぶんと昔です。その後昭和の匂いと共に成長してきた私ですが、青春時代はむちゃくちゃな生活を送り、一時期ですが九州とか大阪、岡山に住んでいた事もあります。

 個人的に能力がなかった(と言うよりまじめに勉強しなかった)ので仕事は運転手がメインでした。何しろ免許証さえあれば誰でもできる仕事です、ある意味体力勝負と言う感じでしたが、さすがに将来を考えた時に「このままではまずい」と思い、パソコンと文章作成の勉強、それがさらに発展してネット関連の仕事をするようになりました。

 特に得意な分野は検索エンジン対策、通称SEOで、アフィリエイト仲間からは割と信頼されているように感じます。その影響で様々な質問を頂きましたが、まじめに返答をしてきたおかげで、知識が増え、個人でも企業と勝負できる程度の知恵が身についたと自負しております。

 話しが脱線しましたが、広島に来るのであればぜひ見て頂きたい、観光施設、平和学習、歴史学習の素材として次のものがあります。「原爆ドームと広島平和記念資料館」「広島城」「世界遺産に指定された宮島嚴島神社」「江田島の海軍学校」「呉の大和ミュージアム」など、また隣県の岩国市には錦帯橋もあり、上手に見学コースを組めば一泊旅行でも十分に楽しめると思います。

 ちなみに地方都市としては珍しく日本のプロ組織が揃っています。サッカーのサンフレッチェ、野球の広島カープ、音楽関連ですが、広島交響楽団とどれも日本を代表する組織だと考えています。この様にプロ組織が揃った地方都市は他に有りませんから、地元住民として自慢の一つです。

 広島のソウルフードと言えば「お好み焼き」が有名です。戦後、焼け野原になった広島の中心部で商売根性逞しい人々の知恵によって生まれたソウルフードです。大阪と比較する際に「広島焼」と称されることもありますが、広島県民にはなじみの「お好み焼き」です。また、瀬戸内海で取れる小魚の料理も美味しいですし、独自の方法で養殖する牡蠣も全国的に有名です。

 食事の後は軽く一杯と言うわけでは有りませんが、全国的に見てスナック等の飲み屋さんは非常に多く、集中度(単位面積当たりの店舗数)は半端ではありません。これは俗に良く言われる「5Bの街」と言われる所以で、バス、支店(ブランチ)、橋(ブリッジ)、銀行(バンク)、そしてバー(飲食店)が多いのが特徴です。

 これも支店の多さゆえに接待が頻繁に行われ、その為に街の中心部(特に流川、薬研ぼり、中の棚など)に出店が集中した為です。また全国の人間が集まっている為に日本の縮図とも言われ、大手メーカーが試験発売をする都市としても有名です。簡単に言えば広島で売れれば全国でも売れるという訳ですね。

 新幹線も九州から東北まで伸びたわけですから、ぜひ一度広島に足を延ばしていただき、広島の良い面をもっと知っていただきたいと願っています。

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