サイトの読込速度


 seoを施す際の重要な要素「サイトの読み込み速度」について。検索結果の順位を決定する3番目の要素としてサイトの読み込み速度が挙げられます。現状では海外のサイトに対する知識ですが、将来的には日本においても適用される可能性がありますので、今の内から対応する必要があると思います。

 なお、こちらはグーグル側の正式発表もありましたから、既にご存じだと思います。もちろんグーグル側が情報を操作して「自社に有利な事を噂として流し、実際には該当する事実がない場合」もありますが、今回の場合、情報を操作するほどの内容ではないので、間違いないと判断しております。

 具体的な内容は「借りているサーバーの性能」で、特にウェブサイトが何らかの媒体でクリックされた後、ホームページの内容が実際に表示されるまでの時間を計測し、順位を決定する要素にとして加味しているという内容です。細かい点も含めればサイトの構築方法によっても表示されるまでの時間に差異が生じますので注意が必要です。

 例えば、多くの企業がホームページを運営する際にレンタルサーバーを借りているわけですが、それらのサーバーが備えている性能によって順位変動が起こり得る、と言う意味です。とはいえ国内にあるサーバーであれば性能的に大きな差が生じるとは考え難く、問題が起こる可能性はゼロと考えても構わないと思います。

 では問題が起こる可能性があるレンタルサーバーの特徴は何か? 具体的な内容を考えながら想定してみました。一つ目が、非常に性能の劣化したサーバーを借りている場合でしょう、単純にレンタル費用だけの問題ではないと思ってください。安いから駄目!! 高いから安心。という理屈が成り立たないと考えてください。

 いくらSEOを施しても順位に変動が起こらない場合、サーバーの性能を疑うことも重要でしょう。レンタルサーバーを運営する各企業は、自社のサーバーの性能を公開していますので、それらを比較すれば専門知識がなくても借りているサーバーの性能が劣っているか、判断することが可能です。この場合、性能を表示していない会社は公表できない時点でアウトだと判断しましょう。

 そして忘れてならないのがサーバーの設置場所です。いくら通信速度が速いとはいっても国内にサーバーを置いている企業と海外にサーバーを置いている企業では圧倒的に国内にサーバーを置いている方が表示できる速度は速いです。企業名が日本語であってもサーバーを国外においている企業は多々あります。こちらも表示されているのが一般的ですから確認しましょう。

 何らかの問題が判明した時、あるいは「良く解らないが安心できるサーバーに乗り換えたい場合」は私の使っているサーバーをお勧めします。

 さて最後に一番問題が起こり得る状況の説明です。自社のサイトがライバル企業のサイトと比較した時、表示されるまでの時間が異常に遅い場合で、なおかつサーバー側に問題がないと判断される場合です。この場合にはサイトの構築方法に問題がある可能性が非常に高いと言えます。

 一般的にはHTML+CSSでホームページを構築しますが、古い情報をもとにホームページを作成すると表示されるまでに時間がかかる場合があります。例としてテーブルタグの使用があります。テーブルタグの場合、その中に含まれる情報を全て読み込むまで、一切の表示ができません。その中に特殊なプログラム(時間のかかる処理が含まれている場合など)があれば、その処理が終わるまで表示されません。

 あるいはライバルサイトよりもプログラム言語が異常に長ければその分、読み込むまでの時間がかかる計算が成り立ちますから、できる限り簡素なHTMLを使用するように心掛ける必要があります。また異常に長いプログラムは実際に訪れる人から見ても不要な情報が多く載っている事に成りますので、十分に心得ておく必要があります。

 話変わって雑談です、一人の人間が一日にできる作業量を「1」と仮定した場合、現在私がやりたいことは「1000」ぐらいあり、新規にやりたいと思ったことが毎日「2」ぐらいあるので、私がやりたいことは永遠に終わらないし、不可能ともいえます。この現状をどのように打破すべきか? と考える前に一つ終わらせよう。

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