SEO対策の方法


 SEO対策について個人的な見解を記述しております。全てが正しい、と言う訳ではなく、当方が実際に運営しているウェブサイト、及び実験中のサイトを比較し得られた情報を基に、公開しています。なお、読まれる方の知識として、検索エンジンの意味を理解され、検索エンジン最適化の重要性も理解されている事を前提にしています。

 さて、グーグルの検索エンジンは、順位を決定づける要素として内部要素と外部要素があると長年言われていましたが、最近の調査では3番目、4番目の重要なポイントの存在が判明しております。他にも細かい理論が存在しているとされていますが、現状ではこれら4点を抑えておけば十分に上位表示が狙える状況となっています。

 なお、個人でサイトを運営されている方でSEOサービス等を受ける予算がない方は「個人で対応できるSEOレベル」をご覧のうえ、今後の対応を検討されることをお勧めします。基本的にSEOは個人で作業できる事ばかりですが、個々の状況によってはSEOの有料サービスを利用する検討も重要な項目だと思います。

 例えば「検索エンジン対策」に関する知識を習得するための時間を1000時間とします。この場合担当者の時間給(月給を時間に換算、一般的な給与と考えた場合)で乗ずると2,300×1000で230万円と言う式が成立します。つまり230万円の予算を組めば自社でSEOを施せる可能性が生じます。ですが中途退社等のデメリットを考えた場合は?

 無駄に予算を費やしたことになります。もちろん経営者自身でSEOを学ぶ事も可能ですし、むしろ経営者が知識を得てサイト運営に積極的に乗り出すことは歓迎すべきだと考えています。ですが実際の経営者には経営と言う仕事があります。ゆえにSEOの知識を得るよりも他の仕事を優先すべきかも知れません。ならば最初から専門家に頼むという選択肢もあります。交流はまずツイッターで-末森拓夢と言う名前で時々つぶやきます。

  • 詐欺みたいなSEOに注意が必要。
  • 信用できるSEO企業の見分け方。
  • コンサルタントだけ頼むという方法。

ネット上の情報に注意

 注意点として、ネット上では様々な専門家がそれぞれの立場に沿った意見を専門的な用語を使ってSEOを説明しています。その為、初心者向けの情報は少ないと言えます。この為、検索エンジン対策に馴染のない方が自サイトにSEOを施そうと考えた場合、非常に難しい作業を行う必要がある、と感じている人が多いようです。

 ですが現実には、人気の高いキーワード以外なら上位表示は可能な技術です。もちろん、多くのライバルサイトが実在していますが、それらの中に御社(もしくは貴方)のサイトを仲間入りさせることは十分な可能です。例えば私は個人としてサイト運営を続けていますが「あなたが私の記事を読まれている事」がその証明です。

 ところで現在、大手の検索エンジンにはグーグルとヤフー、それからビイングとありますが、実際にこれらのサイトを利用する割合は一般的にグーグルが3割、ヤフーが5割、ビイングが1割とされ、残りを中小の検索エンジンが占めるとされています。これらの数値は日本国内に限り海外ではグーグルの圧倒的な利用率だと言われています。

 これらの検索エンジンは検索ロボットがネット上で公開されているホームページを巡回し、サイト内容を把握します。その結果を基に「任意の誰か」が「任意の言葉」で検索した時に、答えを返します。その際、表示される順番はアルゴリズムと呼ばれるブラックボックス内のプログラムによって決定されます。

 このアルゴリズムを実際に使用している大手はグーグルとビイングの2社でヤフーは「グーグルのデータ」を利用して検索結果を表示しています。以前はヤフーも独自のアルゴリズムを開発していましたが、現在はグーグルだけが開発を続けており、正直な話グーグルだけを対象に検索エンジン最適化の対策を練ればよい事に成ります。交流はまずツイッターで-末森拓夢と言う名前で時々つぶやきます。

seoより重要な事

 内部対策とか、外部対策とは何? SEOが本当に必要なのか? などと疑問が生じるでしょうが、その通りの話しで、サイトを運営する上でSEOよりも重要な項目は非常に多いと言えます。具体的に重要な事をお伝えしますので、じっくりと読んでください。

 企業としてホームページを運営する場合、SEO対策(検索エンジン最適化)が重要なのではなく、自社商品、サービスの売り上げを伸ばす事が一番の課題と成ります。その為にはリピーターを増やすことが一番の早道です。リピーターを増やす為にはまず何かを売ることが重要です。アクセスが有ってもお金を使わない人ばかりだと売り上げに結びつきません。

 一番分かり易い例がラーメン屋です。ふらっと入ったラーメン屋の味や雰囲気が気に入れば、その人は再び来店してラーメンを注文するでしょう。ところが、店の前で通勤中のサラリーマンが何人通っても、店の中に入って注文しなければお客には成りません。この様に「お金を使う顧客をお得意さん」を味方につける事が重要なのです。

 では、リピーターを集める為にはどうすれば良いのか? 理論は簡単です、自社サイトに来訪して頂き、何らかの商品を購入して頂く事が重要です。逆に言えば一度でも購入されたお客様は将来にわたってリピーターに育つ可能性があります。では、自サイトに来て頂く為にはどのような方法があるのか? この答えの中に「検索エンジン経由」と言う考え方があるだけです。

 自サイトへの見込客を集める為には、検索エンジン対策以外に「PPC広告」、あるいは大手ネット企業に広告を出して知名度を上げる。アフィリエイターを利用する。テレビニュースで取り上げて頂く、雑誌の取材を受ける。この様に様々なルートが存在しています。そしてこれらは広告費用を支払えば誰にでも利用できるのです。

 ただ、これらの手段で唯一無料(あるいは低予算で)なのが「検索エンジン」を利用しての集客で、単純に考えると自社サイトが表示されるのは無料ですから、ライバルサイトだけに利用させるのはもったいないという考えが成り立っています。だから多くの経営者がSEOに夢中になるのです。交流はまずツイッターで-末森拓夢と言う名前で時々つぶやきます。

SEO情報の見分け方

 さてもう一度言いますが、ネット上では様々な情報が流れています。もちろん、それらのSEO情報を公開している個人・企業の方は「他人をだまそうと考えて」それらの情報を公開しているわけでは有りません。ですが基本的に自社のSEOサービスが他社と比較した時に優秀であるかのごとく表示したくなる傾向があります。

 もちろん、SEOがビジネスとして成り立つ以上、それらの手法を否定するわけでは有りません。ですが本当に信用できる内容なのか? 判断できる人は少ないと言わざるを得ません。さらに重要な点として、実際にどのぐらいのSEO実績があるのか、また、誰にでも理解できる手法で公開されているのか、この辺りを見極める必要があります。

 これらの事項以上に重要な点は「公開されているSEO実績に意味があるのか」十分に検討する事です。今までに私が見てきた実績の中にはとても人気の高いキーワードのように見せかけて実際にはアクセスが十分に見込めず、ライバルサイトも見当たらない。故に上位表示が出来ている場合がありました。

 この様な状態で上位表示できても本来の実力では無い訳で、十分に注意する必要があります。とは言え具体的な手法がお分かりでない人も居られるでしょうから、SEO実績の嘘を見破る方法を記事にしています。ところで話は変わりますが、ヤフー等で検索を行った場合、どの位置に表示されると価値あるアクセスが見込めるのか、ご存知でしょうか?

価値ある席

  • 価値あるNo1ゾーン……上から3番目まで、3席しかない…かなりのアクセスが見込める。
  • 価値あるNo2ゾーン……4番目~10番目まで、7席…アクセスは伸び悩み、売上げに結び難い。
  • 価値あるNo3ゾーン……2ページ目の表示…ほぼアクセスはないと考えましょう。

 様々な要因が他にもありますので、一概にこれが正しいという訳では有りませんが、上記の様に考えて頂くとほぼ間違いないと思います。例えばバッテリーをネットで購入しようと考えている栄子さんが「バッテリー」と検索したとします。その後、最初に訪れたサイトで欲しいバッテリーが見つかればそのサイトで購入します。

 この場合だと、1位表示されているサイト以外は存在価値がない、と考える事も出来ます。とは言え実際に購入する場合には「もっとお買い得商品はないだろうか」と考える人が多いので2番に表示されているサイト、3番目に表示されているサイトも閲覧します。そしてその可能性は下に行くほど少なくなります。

 つまり1位~3位以外の存在価値は非常に少なくなります。任意の語句で実際に検索してみればお判りでしょうが、ちょっとした単語であってもネット上には100万単位でページが存在し、場合によっては1億以上のページが存在することもあります。ですがご安心ください、正しい知識を習得すれば誰でもすぐにSEOが施せます。

  • SEO実績……運営中の自サイトでの上位実績とアクセス者数の推移
  • 外部対策……個人的に考えている理論を公開しています。
  • 内部対策……個人的に考えている理論を公開しています。

 ワンポイント-以前はミクシーを通じて知り合った人に直接教えていました。その時に感じたのが「誰でもアクセスは増やせる」と言う事実です、その逆に全くアクセスが増えない方もいました。その原因は「思いが強すぎる人」と「すぐに諦める人」のどちらかです。気長に、なおかつ気負いせず、こつこつと続けることがアクセスアップの要でしょう。交流はまずツイッターで-末森拓夢と言う名前で時々つぶやきます。

タイトルの重要性

 SEOを考える場合に一番重要なのはタイトルです。例えば通販と言う語句で集客したいと考えた場合タイトルには「通販」と言う単語が含まれていないと意味がありません。この点について昨日(2011_09_19)の話ですが、少々面白い現象を体験したのでご紹介いたします。

 該当するページはhttp://www.takumu.net/seo/ですが、昨日「広島」と言う単語を付け加えました。すると1時間もしない内にキャッシュされ、現在「SEO対策 広島」と検索した時に11番目に表示されます。まだ十分な披リンクを増やしていませんので10位圏内ではありませんが、初登場でいきなり11位ですから、いかに広島のSEO企業がしょぼいのか、お分かりだと思います。

 と話が脱線しました、このような体験をしましたので改めてタイトルの重要性について語ってみたいと思います。タイトルをどのような考え方で付けていけば良いのか? 私自身も改めて思い出すという意味では重要かと思います。さて、狙うキーワードは原則として1ページに一つです。

 たまたま偶然二つ以上のキーワードが組み合わさった、というパターンもあり得ます。ですが、それは偶々であり、本来は一つのページで狙うキーワードは一つです。という事はサイト全体でみればページが増えるほど狙えるキーワードも増える事に成りますが、この辺りは後に解説しましょう。

 狙うキーワードが決まれば、その単語を最初に書きます。例えば「拓夢書房」と書きます。この時にその単語に対して装飾するような語句はつけません。例えば記号とか、絵文字等を指しますが、これらで囲むとその言葉自体も記号と同じ扱いになります。どうしても付けたい場合にはキーワードの後ろ側に付けてください。

 メインのキーワードを書き込んだら次に、補足する語句を並べます。「拓夢書房‐ビジネスブログ」みたいな感じです。この時に後ろ側につなげる言葉の前にハイフォンを付けて前後の言葉を区切ります。グーグルは言葉の意味が検索ロボットに理解しやすいように「‐」や「|」などで区切る事を推奨しています。

 特に日本語の場合キーワードによって意味が微妙に違う事があります。例えば「ひとりゴスペラーズ歌詞」と書いた場合、意味を解釈する時に様々な考え方が出来ます。一人でゴズペラーズの歌を歌いたいから歌詞を探している、と言う見方もできる訳で、もちろん本来の意味は違うのですが、ロボットは結局人間ではありません。

 ですのでこの語句を「ひとり‐ゴスペラーズ|歌詞」と分けてやれば意味が通じやすくなるのです。この様に明確に区切る事と余分な語句は付け足さない事が重要だと思います。話はここで若干変わりまして、サイト全体で見た時のキーワードの選定です。上記でページごとにキーワードは変える事が出来る、と申しました。

 これを額面通りに受け取ると「様々なキーワードで上位表示することが可能になる」わけです。本当に? と疑問に思われる方も多いでしょうが、実際にこの通りです。ですが、ライバルがいる分野では先に考える点としてライバルに勝つ必要があるわけです。その為には焦点を絞ってキーワードを選定すべきだと思います。

 この辺りを具体的に述べてみることにしましょう、まずは失敗例です。例えば私の狙うキーワードが「通販」だとします。屋号はご存知「拓夢書房」です。ハンドルネームが末森拓夢なので「通販‐拓夢書房|末森冨士雄|送料無料-激安……」と延々と思いつくまま言葉を並べるパターンです。はっきり言えば何を言居たのかロボットだけでなく人間でも解りません。

 この場合にはそれぞれの単語を別のページタイトルに仕上げます。「通販」「通販-送料無料」「通販-激安」「拓夢書房‐運営者|末森拓夢」とこのような感じで分けていくのです、そうすれば自然と自サイトの内部SEOは出来上がります。という訳でタイトルの付け方って微妙ですからいろいろと試行錯誤しながら考える事が重要です。

 交流はまずツイッターで-末森拓夢と言う名前で時々つぶやきます。

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